サーフィン防寒ブーツとソックスの違い
サーフィンの防寒用の足元。ブーツとソックスがあります。それぞれの特長を少しご説明します。
サーフィンのライディングでは、変化する波の動きにあわせて、瞬時の判断や行動力が求められます。そのため、少しでも動きの妨げとなるモノは出来るだけ避けたいと思うサーファーの方も多いはずです。ソックスが存在しているのは、そのような背景が影響しています。以下にそれぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
◆ブーツ
・保温性◎
・操作性△
・耐久性◎
・メンテナンス△
ブーツは、温かい起毛素材がしっかり内蔵され高い保温性を備えている商品(スプリットソールブーツ)が多いです。一般的な靴と同様、日本人にフィットする足型を使って仕上げており、他社メーカーではベルトが装備されていたりと、足のホールド感はGOODです。また、アスファルトを歩いても穴が開きずらい頑丈なラバーで構成されているのがブーツの特長です。
一方で、ソールが頑丈な分、堅い素材で構成されていることも多く、繊細な足裏の体重移動がしずらかったり、テイクオフ時につま先がひっかかってしまうということもあります。メンテナンスにおいては、頑丈なソール素材によって、裏返しして乾かすのがしずらかったりと、少しだけ大変なところもあります。 長持ちするので、ファーストブーツとしてお選びする方や、足形が変わらないので、リピーターの方が安心してご注文をいただく場合を多々お見受けします。
◆ソックス
・保温性〇
・操作性◎
・耐久性△
・メンテナンス◎
とにかく足の操作性を重視したい方がお選びされるのがソックスです。ソールやつま先が比較的柔らかい素材で構成されており、ブーツのデメリットである、繊細な足裏感覚の体感やつま先のひっかかりを軽減することが可能です。くるっとひっくり返して乾かすことも容易なため、メンテナンス性もGOODです。
操作性を重視するため、装備が軽装となるため、多少の浸水やソールの耐久性能はブーツに比べて劣ってしまいます。そのため、1シーズンで劣化するという商品も多く、長持ちさせてたい方にはおススメではありません。
しかし、ここ最近は、商品開発が進み、ソックスでも、浸水を出来る限り抑えて保温性を装備したソックス(ストーブソックス)や、ソールの足裏に丈夫なラバーを装備(スタンダードソックス)させて良いとこどりのソックスも登場しており、少しづつ冬のサーフィンでもストレスが軽減されつつあります。ご自身に合う道具を選んでいただき、ぜひ、この冬もサーフィンを楽しまれて下さいね。